2010日消連第18号
2010年7月23日

農林水産大臣 山田正彦様


特定非営利活動法人 日本消費者連盟
代表運営委員 富山洋子
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠啓祐

要請書
「農林水産省が作成する、遺伝子組み換えリーフレットの制作中止と、すでに配布したリーフレットの回収を求めます。」

 農林水産省は日本消費者連盟など市民団体の抗議を受けて、2010年2月に作成し3月に群馬、栃木、茨城各県の公立小・中・高校全校に配布したリーフレット「正しく知ろう!遺伝子組換え農作物・遺伝子組換え農作物ってどういうもの?」(以下「旧版」)の他の都道同府県への配布を2010年3月、中止することを決定しました。その後、貴省農林水産技術会議事務局は、リーフレット改訂版「遺伝子組換え農作物について」(「新版」)を、これからホームページ(http://www.biotech-house.jp/materials/)で公表し、上記三県以外の都道府県の公立学校などへ情報提供する構えをみせています。

 しかし、新版においても旧版と同様、依然として、研究開発推進の立場からこの技術への期待だけを強調し、その懸念については申し訳け程度しか触れないおそれがあり、国民、科学者の間でも議論が分かれているこの問題に関するリーフレットやホームページでのデータを学校の教材に利用させる目的で作成することは、教育の公平性、農水予算の有効活用という点からも問題があります。この問題につき私たちは次の3点を要請します。貴省の対処方針を8月10日までに文書でご回答ください。




1)ただちにこのホームページを閉じ、今後学校への情報提供を行わないことを求めます。

2)また、「旧版」の回収を直ちに行ない、その回収状況を公表することを求めます。

3)さらに「旧版」、ホームページデータ作成の費用などの予算、執行額を公開し、今回の施策にかかる責任を明確にすることを求めます。


以上


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