2001年6月7日

アベンティス・クロップサイエンス・ジャパン社御中

代表  天笠 啓祐

貴社のスターリンク・トウモロコシおよび
リバティー・リンク・イネについての抗議文

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンでは、昨年のスターリンク・トウモロコシ事件以来、貴社の対応について、大きな不信と怒りを感じております。2001年3月5日には、貴社が、日本でのスターリンク・トウモロコシの認可申請をされたことに付き厳重なる抗議文を送っていますが、貴社からは何のお答えもありません。
 今般、このスターリンク・トウモロコシによって日本国民がうけた莫大な損害をなんら省みることなく、日本人にとって大切な主食である、イネにまで遺伝子組み換えのイネ(リバティー・リング・ライス以下LLライス)の認可を求められるなど、もってのほかです。以下、厳重に抗議します。

1、米国では食品として未承認、日本では食品・飼料ともに未承認の、有害な組み換えトウモロコシ・スターリンクを流通させた責任は重大である。

2、しかも米国で栽培認可の自主的な取下げを行いながら、今年2月22日、飼料販売を目指して農水省に認可申請を提出した。常識的には、まったく考えられない申請である。余っている在庫を売りさばこうとする意図がうかがえ、日本の畜産農家・消費者に対する敵対行為である。

3、種子にまで汚染が広がり、日本で作付けされる種子にも影響が及ぼうとしている。それに対して、何も対処しようとしない態度は、企業の社会的責任を放棄しているとしか考えられない。

4、その上、飼料・食品として流通させるために新たに、LLライスの申請を農水・厚生労働省に行った。日本では消費者の間で、遺伝子組み換えイネ反対の運動が広がっていることはマスコミの報道で知っているはずである。どの企業よりも早く、真っ先に申請を行ったことは、日本国民の8割以上が遺伝子組み換え食品を食べたくないとしている現実に対する挑戦であり、多国籍企業としての暴挙として、到底許されるものではない。

5、ただちに、厚生労働省・農水省に出しているスターリンクの申請を取り下げるとともに、日本に入る種子に一粒もスターリンクが入らないよう対処することを求める。また、LLライスに関しても、厚生・農水両省に出している申請をただちに取り下げることを求める。

以上


(連絡先)
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン事務局
105−0002東京都目黒区目黒本町1ー10−16
電話03(5794)6861


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