3月9日(木)ワークショップ「子どもたちの食べものを変えよう」開催報告

アメリカでがんばるママがやってくる!
子どもたちの食べものを変えよう

3月9日・東京ウイメンズプラザで開催しました

「マムズ・アクロス・アメリカ」を立ち上げたゼン・ハニーカットさんをお招きし、「母親たちに力を、子どもたちに健康を~遺伝子組み換え作物、グリホサートと私たちの健康~」というテーマでお話をいただき、そのあと参加者と意見交換をしました。
参加者は80人、子どもを連れたお母さんたちが熱心に話に耳を傾けていました。
ゼンさんは、3人の子どものアレルギーや自閉症疾患の原因を調べる中で、遺伝子組み換え食品やそれに使われる農薬、グリホサート(ラウンドアップの主成分)が原因ではないかと、そこで、遺伝子組み換え食品を避け、オーガニックの食品に変えたところ、症状が改善したという自らの経験を話しました。とりわけ、グリホサートの問題については以下のように話しています。

グリホサートは抗生物質であり、有益な腸内細菌を殺し、病原菌を産む。

グリホサートは生物の重要な栄養素を抑制する。

グリホサートは、肝臓や腎臓の損傷を引き起こす可能性がある。

ゼンさんたちは、尿検査や水質検査や母乳の検査を行い、高い確率でグリホサートが含まれていることを発見しました。

ゼンさんらは、遺伝子組み換え食品を避け、有機食品に切り替えることで、1週間で農薬の90%、2週間で100%排除できたという経験も話されました。

そして、食べものの85%は母親たちが買う、母親たちに遺伝子組み換え食品のことを伝えて有機食品を買うことをお願いしよう、それによって、遺伝子組み換え食品市場を消滅させることが出来ると結びました。
参加したお母さんたちの間で、早速「マムズ・アクロス・ジャパン」を立ち上げ、ゼンさんらと共同で遺伝子組み換え食品のない世界を作ろうという動きが始まっています。