遺伝子操作ジャガイモについての質問への回答(ポテトチップスメーカー)

2017年11月1日にポテトチップスメーカーに出した「遺伝子操作食品についての公開質問状」への回答結果です。

質問状を送った企業は、カルビー株式会社、株式会社湖池屋、ヤマザキビスケット株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社、山芳製菓株式会社、有限会社菊水堂の6社です。全社から回答をいただきました。

質問事項は以下の4点です。

質問1、貴社のポテトチップなどジャガイモ製品に、このシンプロット社のRNA干渉ジャガイモを使用する予定ですか?

質問2、もし使用する場合は、その理由をお答えください。

質問3、現在、国産ジャガイモを使用していますか、それとも輸入ジャガイモを使用していますか?

質問4、輸入ジャガイモを使用している場合、その理由をお聞かせください。

6社ともシンプロット社のジャガイモを使用する予定はないと回答しました。湖池屋、山芳製菓、菊水堂は、国産ジャガイモのみを使用しているとも言っています。他の3社は、国産ジャガイモの端境期には需要を満たすため輸入ジャガイモを使用しているようです。

 

各社の回答(PDF)をクリックすると送られてきた文書がご覧になれます。電話番号などの一部情報は消してあります。

カルビー回答(PDF)
質問1の回答:国の安全性の評価を経たものと聞いておりますが、現在のところ使用の予定はありません。

質問3の回答:国産ジャガイモを主に使用しておりますが、国産ジャガイモの使用が困難な時期に限り、一部工場においては輸入ジャガイモを使用しております。
質問4の回答:秋に収穫した北海道産ジャガイモの在庫が枯渇する時期(翌春の九州産が収穫されるまでの端境期)は原料の需要量を満たしきれないため、安全在庫分として輸入ジャガイモを調達しております。

湖池屋回答(PDF)
質問1の回答:使用の予定はありません。

質問2の回答:(該当しません。)
質問3の回答:国産ジャガイモのみを使用しています。
質問4の回答:(該当しません。)

ヤマザキビスケット回答(PDF)
質問1の回答:使用の予定はありません。

質問2の回答:該当せず
質問3の回答:国産ジャガイモおよび輸入乾燥ジャガイモを使用しています。
質問4の回答:国産ジャガイモでは原料の需要量を満たしきれないため。

ハウス食品回答(PDF)
質問1の回答:使用の予定はありません。

質問2の回答:(該当いたしません)
質問3の回答:輸入ポテトフレークを使用しています。
質問4の回答:製品への適性および安定的な原料確保の理由から輸入ポテトフレークを使用しております。

山芳製菓回答(PDF)
質問1の回答:国の安全性の評価を得たものと聞いておりますが、現在のところ、使用する予定はありません。

質問2の回答:使用予定もなく、該当いたしません。
質問3の回答:国産ジャガイモのみを使用しています。
質問4の回答:使用していないため、該当いたしません。

菊水堂回答(PDF)
質問1の回答:予定はありません。

質問3の回答:国産ジャガイモのみを使用しております。