2016年GMナタネ自生調査全国報告会

          遺伝子組み換えナタネの汚染を止めよう                              ~地域から遺伝子組み換え作物を考える~

日本では、遺伝子組み換え(GM)作物は栽培されていません。しかし、食用油や畜産飼料の原料としてGM作物を大量に輸入しています。その中でGMナタネが日本各地で自生しています。市民による調査が始まって12年。ナタネの輸入港周辺だけでなく、食用油製造工場への輸送路でもGMナタネの自生が確認され、近年では内陸部でも見つかっています。自生の多くみられる地域では市民が抜き取り作業を行い汚染の広がりを防いでいます。にもかかわらず農作物や雑草との交雑種が見つかるようになりました。有機農業やアブラナ科の野菜を栽培している農家にとっては脅威です。

報告会では、地方を歩き、有機農業を柱にした愛媛県今治市の「食と農のまちづくり条例」などを著書「地域の力」(岩波新書)で報告した大江正章さんを招いて、地域でのGM作物に対する状況を紹介していただき、GM汚染を食い止めるために何ができるかを探ります。

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日時  2016年7月2日(土)13:30~16:00

会場  大田区六郷地域力推進センター六郷会議室

       東京都大田区六郷2-44-11(京浜急行線「雑色駅」徒歩2分)

資料代  500円

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プログラム

◆基調講演「地域から遺伝子組み換え作物を考える」              大江正章(ジャーナリスト・コモンズ代表)                  ◆2016年GMナタネ自生調査報告:生活クラブ生協/グリーンコープ共同体/コープ自然派生協/遺伝子組換え食品を考える中部の会/なのはな生協&遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン/あいコープみやぎ   ◆パネルディスカッション「遺伝子組み換えナタネの汚染を止めよう」    大江正章、河田昌東(食農市民ネット共同代表)、天笠啓祐(食農市民ネット共同代表)

主催:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン               食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク

【問合せ・予約先】
TEL:03(5155)4756
Email:office(アットマーク)gmo-iranai.org
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