遺伝子組み換え食品検査運動第1回、豆腐検査報告

「遺伝子組み換えでない」という表示の豆腐からごく微量の遺伝子組み換え大豆を検出。

農民連食品分析センターでは、遺伝子組み換え食品に遺伝子組み換え原料が何%含まれているかを検査できる機械を導入しました。そこで、遺伝子組み換えでないという表示がある豆腐10検体を検査しました。

検査結果

10検体のうち、遺伝子組み換え大豆が検出されたのは3検体。混入率は、0.01%から0.03%でした。遺伝子組み換え大豆の生産が高まって、遺伝子組み換えでないと表示できる豆腐に5%を超える遺伝子組み換え大豆の混入も予想していたのですが、実際はごく微量の混入率でした。

これについて、農民連食品分析センターの八田純人所長は「大豆流通業者によると、消費者の遺伝子組み換え食品を避けたいという声にこたえて、遺伝子組み換え大豆の混入を防ぐように管理している」と分析しています。

今回の検査結果から、意図しない混入率は、EU並みの0.9%も可能だということがわかりました。今後、さらに、食品中の遺伝子組み換え作物の混入率を検査していきます。

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