遺伝子操作ジャガイモについて公開質問状

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンは9月12日に、新たな遺伝子操作ジャガイモについて、以下の外食産業系企業に質問状を送りました。

・株式会社すかいらーく 御中
・株式会社ココスジャパン 御中
・日本マクドナルド株式会社 御中
・ロイヤルホスト株式会社 御中
・株式会社ロッテリア 御中
・株式会社モスフードサービス 御中
・日本KFCホールディングス株式会社 御中
・ファーストキッチン株式会社 御中

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2017年9月12日

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠啓祐

 

遺伝子操作ジャガイモについて公開質問状

 

私たちは、遺伝子組み換え食品に対して疑問をもちできるだけ避けたいと考え、全国の消費者、生産者、流通業者とともに、表示を求める運動など様々な活動を行っている団体です。

すでにご承知のことと存じますが、厚労省が7月20日に、新しい遺伝子操作作物である「RNA干渉ジャガイモ」を安全と評価し、食品として流通することを承認しました。さらに7月27日には農水省がこのジャガイモの飼料としての使用を承認しました。

このジャガイモは、米国シンプロット社が開発し、すでに米国では栽培され、流通しています。遺伝子の働きを壊し、発がん物質のアクリルアミドを低減するとともに、打撲により黒く変色するのを抑えることを目的に開発されました。しかし、RNA干渉法は、遺伝子の働きを壊すことから、多くの科学者が安全性に疑問を示しています。

また、このジャガイモは、カルタヘナ法に基づく生物多様性への影響評価が行われていないため、国内での栽培を目指したものではなく、輸入を目的にしています。そのためファストフードやファミリーレストランで出されるフライドポテトとして使用される可能性が大きいと見られています。そこで貴社に対して、次の質問をさせていただきます。

お忙しいところ申し訳ありませんが、9月30日までに文書にて回答をお願いいたします。

1、貴社は、このシンプロット社のRNA干渉ジャガイモを使用する予定ですか。

2、もし使用する場合は、その理由をお答えください。

以上