ビールへの遺伝子操作原料使用に関する公開質問状への回答

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンでは、毎年ビール会社にGMコーンスターチ使用について質問状を送っていますが、GM酵母が食品業界で使用されているとの情報に加え、ゲノム編集コーンも開発されるなど食品への遺伝子操作技術の利用が広がりつつある状況なので、それらのことも質問に加えて質問状を送りました。GMコーンスターチは各社とも不使用を続けていることがわかりましたが、ゲノム編集を含む遺伝子操作技術を使った原料の使用に関しては、将来に含みを持たせた回答の会社もありました。

メーカー

1.ビールへの遺伝子組み換えコーンスターチ不使用を続けていらっしゃいますか。また今後も不使用を続けていただけますか。

2.ビールに遺伝子組み換え酵母を使用していませんか。または使用を検討されていませんか。

3.ゲノム編集その他の遺伝子操作技術由来の原料のビールへの使用について、対応を決めていらっしゃいますか。

アサヒビール株式会社

使用しておりません。 また、 現時点では使用の予定はございません。

使用しておりません。 また、 現時点では使用の予定はございません。

現時点では使用の予定はございません。

麒麟麦酒株式会社

コーンスターチについては、遺伝子組み換え原材料の混入を防ぐため分別生産流通管理されたものを使用しています。今後も継続して分別生産流通管理されたものを使用します。

遺伝子組み換え酵母について、ビール使用していません。また、使用の予定はありません。

国の法律に従って対応することとしております。

サッポロビール株式会社

使用しておりません。また、使用する予定もありません。

使用しておりません。また、使用する予定もありません。

当社としては、関係各省庁より示される考えをもとに、市場における受容性なども考慮しながら慎重に検討してまいります。

オリオンビール株式会社

不使用を続けており、今後も不使用を続ける予定です。

使用しておらず、使用を検討しておりません。

現在のところ使用する予定はございせん。

サントリーホールディングス株式会社

原料としてコーンスターチを使用しておりません。現時点では今後の使用予定はありません。

遺伝子組み換え酵母を使用しておりません。現時点では今後の使用予定はありません。

お客様の「安全・安心」を確保する観点から、受け入れられる社会環境に至っていないと判断し、ゲノム編集技術応用食品/添加物と知り得た原料は使用せず、社会動向をウォッチングしていきます。